近年、自転車の運転者の中にマナー違反や重大な交通事故を起こす者が増えてきたことから、道路交通法が改正される度にルールが厳しいものになっていっています。
もし、現行の交通ルールのもとで危険な運転をしてしまった場合、自転車の運転者はどうなってしまうのでしょうか。
現在の道路交通法では、特に悪質な自転車の運転者に対しては自転車運転者講習の受講を命じる仕組みがとられています。ここでいう悪質な運転者とは、信号無視や通行禁止違反、歩行者や優先車両の通行妨害、携帯電話やスマートフォンを見ながらの運転、片手で傘をさしながらの運転などといった危険行為を繰り返す運転者のことで、3年以内に2回以上摘発された場合に都道府県の公安委員会から運転者講習の受講を命じられます。
運転者講習の内容は、交通ルールについて学ぶほか、交通事故被害者やその遺族の話を聞いたり、運転中の違反行為やその危険性を疑似体験する内容も盛り込まれています。
また、講習の開始前と終了後にはテストがあり、講習終了後のテストの後には感想文を書かなければなりません。講習時間は3時間で、講習場所は自動車運転免許試験場が指定されていることが多いです。
なお、講習は公安委員会からの命令で受講することになっているため、受講を拒否することはできません。指定された期日までに受講しなかった場合は5万円以下の罰金が科されるので、対象となった場合は必ず時間をつくって講習を受けましょう。
自動車よりも手軽に利用できることもあり、健康のために自動車や電車で通勤するのを止めて自転車通勤に切り替える人が増えています。
一般的なシティサイクルの他にもロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツタイプの自転車を通勤に使う人もいますし、ここ数年ではピストというデザイン性にも優れている特殊な自転車も若い人を中心に人気を得ています。
このように人気があって需要の高い乗り物といえますが、各パーツが経年劣化していく消耗品の側面もあるので、お店に買取を依頼しても安く買われてしまうだろうと思って敬遠している人もいると思います。しかし廃棄処分してしまう前に一度専門店に査定を依頼してみることをおすすめします。
特に、スポーツタイプの自転車やピストなどの人気の商品は専門店なら高額で買取してくれる確率が高くなります。リサイクルショップとは違って知識が豊富なスタッフが正確な査定を行ってくれるので、価値に見合った金額を提示してくれる可能性が高いでしょう。
せっかく買取してもらえても、車を持っていないと店頭まで持ち運ぶのが大変になります。持ち運びが困難な人でも気軽に売却できるように、専門店では自宅まで引取に来てくれるサービスを提供しているケースが多いので安心です。
Last update:2024/12/16